2006年07月22日

昭和天皇の発言ではなかった

 
前回書いた靖国メモに関してですが
どうやら昭和天皇ご発言のメモではなかったようです。

http://bbs.enjoykorea.jp/tbbs/read.php?board_id=thistory&nid=1715328
『富田メモは昭和天皇ではなく藤尾元文相の発言【マスゴミ捏造】』

メモ画像が載っているので、確度はこれ以上ないほど高い
のではないでしょうか。


さて、この画像を良く見て見ましょう
日経の記事になった発言の前にも文章があります

その全文

 前にもあったが どうしたのだろう
 中曽根の靖国参拝もあったが
 藤尾(文相)の発言。
 =奥野は藤尾と違うと思うがバランス感覚の事と思う、単純な復古ではないとも。
 私は或る時に、A級が合祀され、その上、松岡、白取までもが、
 筑波は慎重に対処してくれたと聞いたが松平の子の今の宮司がどう考えたのか
 易々と松平は平和に強い考えがあったと思うのに、親の心子知らずと思っている
 だから 私あれ以来参拝していない。それが私の心だ。


はい、そうです、
中曽根総理大臣の靖国参拝を中止したことが話題になっていた当時の、藤尾元文相の発言です
昭和天皇の発言ではありません


偽装(!)とは気づかず、私も反応してしまったわけですが
つまりはそれほど、天皇という存在は、日本においては
大きな存在だということだと思います。

それがなぜに・・・偽装!?
畏れ多いことであると同時に、これが最後まで明らかに
されなかった場合の影響の大きさを考えると、恐怖を覚えます。

しかもこのことは、どうやらまだメディアでは報道さえ
されていないようですね。
ネット上の報道記事を見ると相変わらず、この偽装メモが
昭和天皇の ご意向である、との前提で議論が進んでいます。
事実を検証できないメディア!?

恐ろしいことです。
 

結果的に、小泉首相は咄嗟に「心の問題であり影響なし」とした
あの談話で、また株を上げたことになるでしょう。




 
posted by 水無月 at 22:07| Comment(10) | TrackBack(2) |   ◇靖国問題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
水無月さん、今日は。
しばらく間がありましたので心配していました。

次から次へ色々ニュースが出てきてビックリしております。

今回のメモ騒ぎはとても以外なものでした。
制限がある情報でこうしてコメントさせて戴いているので無知の先走りがあるかも、、、

このメモのハッキリしないところは 一人称がハッキリしない事だと思いました。時制の一致の不確かさもあります。
公開するからには 足らないところを補ってなぜそう補うか根拠も述べて初めてパブリッシュするのが根本原則ではないのかと感じました。
日本のジャーナリズムは終戦時の 12歳のままなのですか。
悲しいです。
Posted by すすき at 2006年07月23日 12:54
ps:終戦時は余計でした。当時のジャーナリストの方々の方がプロだったのかもしれませんね。
飽食の時代は多くのことが無責任になるのかも。
見ていて居たたまれない思いがするのは私だけでしょうか。
Posted by すすき at 2006年07月23日 19:03
 
すすきさん

お久しぶりです。そしてコメントをありがとうございました。
六月以降、諸事重なりまして、とても更新する時間が取れなく
なってしまいました。
しかしこのBLOGを忘れたことは一日もなく、すすきさんはじめ
訪問者の皆さんが心配なさっているだろうということも
わかっていたのですが(汗)
いずれにせよ、再会できて嬉しく思います。・・・感謝♪

最近は本当に大きな出来事が続いていますね。
日本で一番騒がれていたのは、北朝鮮のミサイル問題でしょうか。
そのほかには次期総裁選や、陸上自衛隊のイラク撤退・・・。
そういえばワールドカップもありましたね(笑
そして世界規模ではイスラエルのレバノン侵攻問題(汗
サッカーはともかく、そのほかに関しては私も反応したかったのですが。

本題ですが、英語に堪能な方らしい、鋭いご指摘だと思いました。
そう、一人称の「私」が誰かという問題が、まさに今回は大問題です。
報道各社が当然のように「私」=昭和天皇、の前提で報じるものだから
私もすっかり騙されてしまいました。面目ない(汗
時勢に関しては、もともと日本語は曖昧なわけですが
このメモは、特に多義的でわかりにくくなっています。

私は別の場所である方と話したのですが

@「前にもあったが どうしたのだろう
  中曽根の靖国参拝もあったが」
 この部分はメモを書いた富田氏自身の言葉。
 つまり、「どうしたのだろう」と疑問に思っているのは富田氏。

A「藤尾(文相)の発言。」のあとの
「=奥野は藤尾と違うと思うがバランス感覚の事と思う、単純な復古ではないとも。」

 この部分も富田氏の言葉。つまり、「藤尾(文相)の発言」
 を書く前に、藤尾氏がどういう人物か、富田氏自身の言葉で
 注釈を加えたもの。従って「思う」の主語は富田氏。

B「私は或る時に、・・・中略・・・ それが私の心だ。」
 この部分が藤田文相発言のメモ。ここでの「私」は藤田氏。

以上のように解釈するのが自然かつ妥当ではないかと
今の時点では思っています。

日本のジャーナリズムの未熟さに関しては、お嘆きの通りです。
特に、今回のこの件に関しては、新聞各紙が
メモの不適切解釈を承知していながら、あえてそれに加担している
のではないかと疑われて当然の状況ですね。
近隣諸国広報との連携も見事なもので、危機感を覚えますよ(汗

結局この偽装メモも、次期総裁戦に絡んだ「闘争」の一環と
位置づけるのが妥当かもしれません。
しかし天皇を持ち出してくるとなると、流石に許容度を越えています。
この「スクープ」を報じたのは日経(日本経済新聞)ですが
どのように「スクープ」が表に出たんでしょうね。知りたいです。

Posted by 水無月 at 2006年07月24日 05:04
>この「スクープ」を報じたのは日経(日本経済新聞)ですが、どのように「スクープ」が表に出たんでしょうね。

 私は今回の「スクープ」の発表とは、北朝鮮ミサイル問題で、日本政府が発表した内容が「虚偽」であり、事前に発射情報を知っていた(もちろん日・米が)事と、今回の事態を巡って繰り広げられた国連で日本の対応を、欧米メディアでは「日本はコケにされた」と報道されている事実を、日本のマスコミに黙らせる為の「官邸主導の工作」の一環だったと思います。
Posted by スパイラルドラゴン at 2006年07月25日 20:38
 
スパイラルドラゴンさん

要するに、北朝鮮ミサイル問題からメディア(国民も?)の
目をそらせるため、ということでしょうか?

もしそうだとした場合、私にはその真偽は判断できませんが
北朝鮮から目をそらして欲しいと願っているのは「官邸」より
むしろ「官僚」ではないかという気がしますが。
官邸にとっては北朝鮮ミサイル問題はプラス効果があったように見えます。
もちろん結果論ですけどね(汗

>欧米メディアでは「日本はコケにされた」と報道されている事実
これは興味深いですね。できればURLも添付していただけると
ありがたいです。
 
Posted by 水無月 at 2006年07月26日 06:58
こんにちは。
例えば、7/6日付の英タイムズ紙では、『いったいどうしてみんなはざわついているのか』という題名で、日本政府の騒ぎぶりを批判しています。

http://www.timesonline.co.uk/article/0,,3-2258017,00.html
Posted by スパイラルドラゴン at 2006年07月26日 09:16
スパイラルドラゴンさん、早速のご教示感謝です。

ただ。う〜ん・・・というのが正直な感想ですね(汗
ご指摘の記事は7月6日のものです。また、これは署名入り記事ですね。
記事を冷静に読むと、日本の騒ぎ方を批判しているというより
現状では日米は北朝鮮に対して打つ手がない(限られている)と
いうことを主張しているように見えます。
が、実際には日米は中露を巻き込んで国連での非難決議採択に
成功しましたよね?

この記事を書いたのはRichard Lloyd Parryという人だそうですが
この記事は残念ながら現在では、Parry氏の7月6日時点での現状認識が
誤っていたことを示すだけの意味しかないように思えるのですが・・・。
 
Posted by 水無月 at 2006年07月26日 13:08
こんにちは、お久しぶり。本業で忙しかったですか? それともプライベートかな。

水無月さんは姉歯もと建築士のウソについていち早く指摘された実績もおありなので、今回もどういう動きがあるかと気をつけてニュースを見ていますが、まだこれといった反応は見かけませんね。
マスコミは今さら引っ込みがつかないのかな? と首をひねっています。

引き続き注目していますので、頑張って下さい。
Posted by dashi at 2006年07月30日 09:37
 
dashiさん、こんにちは♪ お久しぶりです(汗

え〜と、どちらかというとプライベートの方でしょうか(汗
そちらにエネルギーを取られ、なかなか本業も思うように
進まず、少々焦っているところです。

マスコミ、メディアの反応はちょっと不思議ですよね(笑
いわゆる「菊タブー」に抵触するとして自粛しているのか
もしくは、なにか別の力が働いているのかもしれません。

私は、靖国神社の行方にも関心がありますが、天皇家の
存在そのものや、日本という国家と天皇家との関わり方
その行方にも深い興味関心を抱いています。
大きなテーマですし、今後も息長く追っていきたいですね。
コメントありがとうございました♪
 
Posted by 水無月 at 2006年08月01日 17:58
「=」以下が、藤尾元文相の発言だとすると、藤尾文相が、「あれ以降」靖国に参拝していないということですよね。本当ですか?藤尾元文相は、A級の合祀に反対していたのでしょうか?
Posted by 白明 at 2010年06月21日 02:20
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