2005年10月29日

改憲論・・・もやもや

憲法改正問題・・・。
自民党が案を出したわけですが、大きな論点は↓くらい?

@九条関係・・・自衛軍保持明記。
  集団的自衛権は解釈で運用
A宗教関係・・・政教分離から宗教儀礼を除き
  首相の靖国参拝を合法化
B改憲発議・・・国会議員2/3の賛成から過半数へ

私は、九条に関しては、議論を避けることはできない
と思っています。いずれは解決すべき問題。
現状の 自衛隊=違憲 状態の異常の方が、日本国民の
精神衛生上よくないような・・・。
本音と建前は別ですよ・・・を、国レベルでやってる
ようなものですから・・・。陰湿なイメージ。

九条を巡る議論・・・は結局のところ、日本はどこまで
日米同盟を重視していくつもりなのか・・・ということ
でしょうね・・・。
米国にお付き合いするなら、改憲後の日本の軍人が
他国民を殺さずにすむということはありえない・・・です。
今の英国並になる・・・と見た方が良いでしょう。
嫌だ! と叫んでいるだけでは状況を変えることは
できません。
英国になる以外の展望、未来像を野党が示せなければ
国民はついていきようがない・・・ですから。

靖国・・・。
政教分離原則の根拠をなくそうということですが
靖国以外の追悼施設建設・・・案は?(苦笑

天皇のお世継ぎ問題もありますし、本当に激動の時代
・・・となってきました。

靖国問題の本質は、外国からの抗議をおけば
日本に国教を認めるかどうか・・・の問題でしょう。
象徴天皇制と国教・・・の関係。その距離感。


日本には健全なリベラル左派思想が育っていない・・・。
私は最近、そう思うようになりました。
実に不幸なことであり、最終的なその責はほかでもない
国民全体にあるのだと思います・・・が、では
どうすればよいのか・・・。
ここでいつも詰まってしまう・・・のですよね。

日本が右傾化していると嘆く声をよく聞きますが
私個人としては、九条や天皇制の問題を、普通の人々が
自由&活発に議論している現代の風潮自体は、悪いこと
とは思いません。

自衛隊は(海外派兵する際の条件として)米国でなく
国連指揮下に置くべきだ・・・との 主張をしたのは
小沢氏(現民主)じゃなかったでしたっけ?
(今はどんな主張をしてるのか知りませんが・・・ 汗)
改憲が是か非か・・・の議論より、そういう論点からの
議論に参加した方が、益があるかもしれません・・・。
(2005/10/29 12:24:17)


     ◇     ◇     ◇


左派が現状のまま「国民みんなで考えよう」式の主張しか
できないなら、改憲はされるでしょうね・・・遅かれ早かれ。

ん〜・・・(モヤモヤ

改憲自体はともかく、改憲論議は避けられないでしょうし
避けるべきでもないと思います・・・。特に九条。
憲法改正に反対するなら、日米同盟破棄も主張すべきです。
・・・それでなきゃ筋が通らない・・・ですから。
日米同盟を破棄してどのようにやっていくのか・・・を
論じない「改憲反対」は無責任なように思えます。
なので「改憲反対」と叫ぶ気になれない・・・。
その無責任さが自分で見えるゆえに。
口先だけの無責任さ・・・が、左派の負ける元凶だから。

実際問題・・・九条は対米軍事協力の足かせになってきた。
米国にとっての日米同盟の意義・・・は、冷戦中は
対ソ・対中の抑止力・・・(だから海外派兵は考えなくてよかった)
冷戦終結後・・・湾岸戦争で、まず米国が変わった・・・。
日本は米国に引きずられる形で変化させられている
・・・のが現状。日本に米国を引き止める力がない以上
日本に日本自身の変化を止める力もない・・・の?
これを自虐と呼ばずなにが「自虐史観」か!
日本の自虐史観を嫌う人はなぜ現代の自虐にかくも鈍感か・・・。

九条が対米軍事協力の足かせになってきた・・・ことを
評価する人は多いでしょう。
私もそこは評価したい・・・です。
しかし仮にも憲法・・・を、単に米国への口実、防波堤・・・の
役に貶めてよしとする・・・ことには、うずきに似た痛みを
覚えます。
そろそろ半世紀・・・もの間、平和憲法は防波堤で
あり続けました・・・。そしてもうボロボロなのです。

憲法に足かせの役を頼むのではなく、そろそろ日本国民が
矢面に立つべき時ではないでしょうか。
九条論議大いに結構。
子供の世代に先送りせず、そろそろ決着をつけるべきだと
思います・・・。
(2005年10月29日19:42)


posted by 水無月 at 20:00| Comment(5) | TrackBack(1) | 国内(憲法・改憲) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
反自虐史観……つまり歴史修正主義、ですからね。これも自虐ですが。

恐らく指摘するまでもなく、単に考え方の違いだと思うのですが、「憲法改正に反対するなら、日米同盟破棄も主張すべき」というのは逆でしょう。
日米同盟を破棄するのなら、自主防衛力を以って国防に当たるというのが実現性の高いプランであると思います。いわゆる「軍国主義化」を忌避する性向とこのプランは真っ向対立しますよね。
あくまでも海外派兵を禁ずる、かつ自衛隊には相応の立場と能力を与える……という主張が護憲派からなされるとは思えず、であればそれはやはり空想平和主義ではないか、と思われるのです。
Posted by catfist at 2005年10月30日 14:52
catfistさん、こんばんは。
コメントありがとうございます。

>日米同盟を破棄するのなら、自主防衛力を以って国防に当たるというのが実現性の高いプランであると思います

仰る通りです(笑
だから改憲反対と叫ぶ人は結局なにをどうしたいのか・・・が、全然見えてこない。それでは支持しようもないわけですよ。こういう状況にもかかわらず、やはり心情的には「靖国反対」であり「平和主義」を擁護したいと思う私・・・は、もう本当にお先真っ暗です(苦笑

私も含めてですが、理念だけの「空想平和主義」は、もう結構! という人が多いと思います。
だったらどういう議論をするか・・・という段階でしょうね。


Posted by 水無月 at 2005年10月30日 22:58
水無月さんがうじうじ悩むのはごもっとも。
それもこれも、9条をもうけておきながら、軍隊が増強されるのを放置した国民+議員がわるいのだからしょうがない。明治以後の膿、です。ペリー以後の。



一挙に事態を変えるのは無理だから、徐々に変えるしかない。わたしはまず、
1 自国防衛軍はもつ(これが本来の自衛隊)。これは憲法に抵触しない、という解釈でよい。
  自国防衛軍は国連軍となって、海外派兵もありとする。国連の指令のみによって動く。集団的自衛権など 飛んでもハップン。

2 その前に、天皇条項完全廃棄。天皇の軍隊に復帰したがるのは目に見えている。

3 どう解釈されても、民主国であるなら、最低限過半数の国民の同意がない限り極端な方向には向かわない、というシビリアンコントロールとか議会優位は維持する、ということにこころがけれれば、100年前じゃないのだからそれほど不安がることもない。

改憲反対、を叫ぶ人は結局何をどうしたいのか。。とおっしゃるが、では、改憲派はなにをどうしたいと、おっしゃるの?改憲したってしなくったって、なにもかわらんでっしゃろが?どっちも何かを考えてる訳じゃないのですよ。カンラカラカラ!




Posted by yam at 2006年02月10日 11:42
> 憲法に足かせの役を頼むのではなく、そろそろ日本国民が 矢面に立つべき時ではないでしょうか。

水無月さんの胸中がにぢみ、でていていぢらしい文章に仕上がってます。

護憲派にいわせれば、足かせの役を頼む、といっているけど、足かせというのは憲法本来の役割でしょうが?いったい、憲法はなんだとおもってらっしゃる? 憲法に 人を殺すな、とかいてあるのに、ちょろちょろ国民を殺してきたわけでしょ? 矢面に立つ、ってのは誰に向かっていうてらっしゃるんでしょうか?現在の憲法を遵守しようともしないで、矢面に立つべきだ!なぞと、脅迫するやつ、だあれ? あんたたちも、誰かからの脅迫におびえてるんでしょうが?かわいそうに。おいで、慰撫してあげる。大股開いて!
Posted by yam at 2006年02月10日 11:56
 
yamさん、こんにちは。

http://yohaku.seesaa.net/article/7413187.html
こちらの返信をお返事に替えさせていただきます。

なお、二番目の投稿は感情に走りすぎている点と、表現に品位を欠く点(特に最後の一行です)、「あんたたち」が誰を指すのか記されていない点、の三点から、私には好ましいと思えません。
今後はどうか気をつけて下さいませ。お願いします。
Posted by 水無月 at 2006年02月10日 12:35
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